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mountain climbing/登山

なぜ山に登るのか?それはそこに山があるからじゃ!

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August 20, 2011 written by sanpoto

栗沢山と仙丈ヶ岳〈1〉

大仙丈沢カール

いまいちすっきりしない天気が続く2011年夏。
登りたい山はたくさんあるのに、なかなか行けずにストレスがたまる一方。

そんな中、今回は南アルプスの早川尾根を歩く予定で出かけました。
しかし、北沢峠から栗沢山に上がると目指す早川尾根方面は完全に雲の中。
眺望がきかない山歩きは好きではないので、急遽ルートを変更し、北沢駒仙小屋にテント泊、翌朝に天気が良ければ仙丈ヶ岳へと登ることにしました。

南アルプスへは自家用車で入ることは出来ないので、まずは南アルプス市営芦安駐車場まで行きます。
朝の3時半頃に到着しましたが、ほぼ満車。
なんとか第2Pに駐車スペースを見つけ、1時間程度仮眠します。

市営芦安駐車場

4時半過ぎから駐車場内ではジャンボタクシー(乗合タクシー)が人を乗せ始め、広河原に向けて出発しています(写真にはジャンボタクシーは写っていません)。
日帰りの北岳の場合は始発のバスを待つよりも、ジャンボで行った方が値段も同じですし、時間に余裕が出来るので良いのかもしれませんね。

芦安バス乗り場

切符売り場でバスの乗車券(¥1,000)+マイカー規制利用者協力金(¥100)を払い、列に並びます。
バスは何台も止まっており、5時頃から順次満車になると出発していました(ちなみに時刻表では始発は5時10分)。

芦安から広河原までは約1時間。
バスにはギュウギュウに人を詰め込むと思っていましたが、そんなことはなくちゃんと全員座れます。
これにはほっと一安心。
もしも朝の通勤ラッシュのような状態では、山に登る前に完全にノックアウトです。

バス車内

さあ、まずは広河原まで!
バスの中では寝ようと思っていましたが、まったく眠くならず、ガタゴトと揺られ広河原に到着!

広河原

しっかし、なんですか!広河原のこの人の多さ!(多くの人は北岳に登るようでした)

マイクロバス

今回の登山口になる北沢峠までは広河原でバスを乗り継ぐ必要があります。
時刻表では6時50分が始発でしたが、切符を購入するとそのままバスへと誘導され、満車になるとここでもすぐに発車。
今回のバスはマイクロバスなので狭く、デカザックは膝の上。
つ、辛い!(20分位の辛抱です)

でも、バスの運転手さんが「久しぶりに摩利支天が見えます」と車内放送し、ちょっぴりテンションアップ!
ここのところずっと天気が悪く、まったく見えなかったそうです。
そして、北沢峠に到着。

北沢峠

北沢峠には予定よりも大分早く着いたので、ゆっくりとここで朝食。
すると、みるみるうちに周りはガスってきて、空からもボタボタと嫌なプレゼント...。
まさかの雨...、さすが雨男...。
でも、それほどひどくはないので、止むのを待ちます。

しばらくすると雨は止みました。
急いで出発の準備をします。
ちなみにこのまましばらく降り続いていたら、戦意喪失で下山していたかもしれません。

なお、この先いつ雨が降り出すかわからないので、念のためザックカバーと上半身だけレインウェアを着ます。
さあ、早川尾根に向けて出発!
と、100m程度歩いたところでトレッキングポールを北沢峠のバス停に置き忘れてきたことを思い出して、再度スタートのやり直し。
天候の件といい、この先にちょっと不安を感じました。

北沢峠

バスの通ってきた道を少し戻り、北沢駒仙小屋にまずは向かいます。

北沢駒仙小屋のテン場

林道から逸れ、少し歩くと色とりどりのテントが目に入ってきます。

北沢駒仙小屋

北沢駒仙小屋に到着です。
この時点では早川尾根を歩くつもりでしたので、「いつかここにテントを張って、甲斐駒と仙丈ヶ岳に登りたいな」なんて思っていました。

早川尾根への登山道

北沢駒仙小屋から早川尾根へと向かうにはまっすぐ栗沢山へと登るルートと、仙水峠を経由して栗沢山へ登るルートの2つがあります。
デカザックで行動している今回は時間のかからないまっすぐ登るルートを選択。
いよいよ本格的な登山道へと入っていきます。

栗沢山への登山道

登りだし早々から急登。
久しぶりのテント泊装備が鈍った体には堪えます。

栗沢山への登山道

う〜ん、まだまだ登ります。
レインウェアを着ているので、その下は早くも汗でびちょびちょ。
日差しも少し射してきたので、一度休憩をし、レインウェアは脱ぐことに。

栗沢山への登山道

それにしても人に会いません...。
敢えて人が少なさそうなルートを選んだとはいえ、まさかここまで人に会わないとは...。
そして、相変わらず登山道は樹林帯の急登...。

栗沢山への登山道

登り始めてから約2時間、急に前方が開け登山道はハイマツ帯へ。
ですが、残念ながら見事にガスっており、眺望はほとんどなし。

栗沢山への登山道

あのピークが栗沢山の山頂かな?
歩いた時間的にもそうだろうと信じて登ります。

栗沢山への登山道

よっこらしょっと岩を乗り越え、近づいてみると...。

栗沢山への登山道

どうやら山頂はまだ先だった模様...。
かなり落ち込みました...。

栗沢山への登山道

「おお!人が見える!そして山頂標識も!」
実はこのときは歩いてきた時間から計算すると栗沢山はとっくに通りすぎていて、実はここはもうアサヨ峰ではないか?という密かな期待を持っていました。
が、しかし、現実はやはりきびしいもので...。

栗沢山山頂

やはりここは栗沢山の山頂でした...。

早川尾根

目指す早川尾根方面、そしてアサヨ峰はガスの中。
晴れてくれることを願いながら少し休憩。

雷鳥

するとあのかわいくない鳴き声が!そう雷鳥!
どこだろうと探していると、こちらに向かってくる登山者を先導しています!
そして、先導役を終えるとさっさとハイマツの方へ。
なんとか写真は撮りましたが、残念なことに後姿。
でも、これはちょっとラッキーですね。

甲斐駒ヶ岳

そして、時折雲の合間から見えるのは「甲斐駒ヶ岳」。
かっこいいですね!

大分栗沢山の山頂で時間を潰しましたが、天候が回復する気配はありません。
このまま進むか、それとも天候が良い時にまた来るか...。
悩んだ結果今回はここまでにして、北沢駒仙小屋に戻りテントを張ることにしました。

北沢駒仙小屋近くまで下山したころにちょうど雨が降り出しました。
しかも、結構強く。
早川尾根はどうだったのかはわかりませんが、撤退が正解であった気がします。
小屋の軒先で雨宿りをさせてもらい、ちょっと弱くなったころにテントを設営。

北沢駒仙小屋のテント場

その後は雨音を聞きながらお昼寝したことは言うまでもありません...。

周りの晩御飯のにおいで目が覚めて、こちらも晩御飯の準備。
今回は話題の「カップヌードルごはん」。

カップヌードルごはん

フライパン調理にちょっと不安がありましたが、大成功!
大してありませんが、山食レパートリーに新しい仲間が誕生しました。

北沢駒仙小屋

雨は降ったりやんだり...、時折雷付き...。
明日は起きて天気が良ければ仙丈ヶ岳へ、悪ければ下山。
朝の3時半に目覚ましをセットして眠りにつきました。

栗沢山と仙丈ヶ岳〈2〉」へと続く。

登山日:2011年8月6・7日
カメラ:GXR A12 28mm
Flickr:2011.08/栗沢山・仙丈ヶ岳

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