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mountain climbing/登山

なぜ山に登るのか?それはそこに山があるからじゃ!

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March 8, 2011 written by sanpoto

大菩薩嶺で2011年山始め〈2〉

この記事は「大菩薩嶺で2011年山始め〈1〉」の続きです。

幸いなことに問題の左足痛もそれほど痛くはなく、無事に福ちゃん荘までたどり着くことができました。
ただ痛みがまったく出ていないというわけではないので、ちょっと決断が必要かなと考えていました。
その決断とは大菩薩嶺を目指すのか、それとも大菩薩峠を目指すのかということ。
山は逃げないので、下山しようかなという選択肢もわずかでしたがありました。

最初のルート設定では福ちゃん荘から大菩薩峠へと登り、そこから雷岩、大菩薩嶺、そして丸山峠を経由して下山するつもりでした。
しかし、このルートをすべて歩くとあと4時間半は歩く必要があります。
これを福ちゃん荘から大菩薩嶺へと唐松尾根で登れば1時間半は短縮出来ますし、逆に大菩薩峠へのピストンに変更すれば同じくらいの時間を短縮することが出来ます。

う〜ん、激しく悩みました。
と、目の前にある大菩薩嶺の案内図を見た瞬間に悩みはどこかへ飛んでいってしまいました!
だって、大菩薩峠へと向う登山道からは富士山の眺めがよいって書いてあるんですもん!

さて、とりあえず大菩薩峠へと、いや、富士山を見るために歩くことにしました。
ま、先のことは大菩薩峠へと登ってから考えることにしましょう。

福ちゃん荘から歩き出して5分もしないうちに感動の景色とご対面。
今まで景色を見て無意識に声が出たことなんて一度もありませんでした。
でも、ここで富士山が見えた瞬間自然と「お〜〜〜っ!」って声を出してしまいました。

富士見山荘からの富士山

富士見山荘から見る富士山。
これを見るためだけにここまで登る価値があると思います。
それほど素晴らしい景色でした。

ずっとこの景色を見ていたかったのですが、後ろから人の声が聞こえてきました。
静かに眺めていたかったので、人が来て雰囲気が壊れてしまうと悲しくなりそうだったので、残念ですが先に進むことにしました。

なお、ここから先、大菩薩峠までの道は特に記憶に残っていません!
写真も3枚しか撮っていません!
それくらい特徴がなく、また、先程の富士山のインパクトが強かったということかもしれません。

大菩薩峠への登山道

すれ違った大菩薩峠から下りてくる方々はアイゼンを付けていましたが、特に必要さを感じませんでしたので、そのまま登ります。
実際アイゼンはこの後も最後まで使いませんでした。
ちなみに、軽アイゼンを付けている方もいましたが、ほとんどの人は何も付けていませんでした。

大菩薩峠

大菩薩峠に到着!
よく写真で見ていた景色を自分で写真に撮って、なんだか不思議な感覚です。
ほんと天気が良くてよかったです。

大菩薩峠から南アルプス

眼下に見えるのは甲州市の街並み、そしてその先には南アルプス!
雪を纏った山はなんとも神聖なオーラを発しています。

大菩薩峠から富士山

そして、大菩薩峠からも富士山!
富士見山荘から見たときは綺麗に山頂まで見えていたのですが、すっかり帽子を被っていました。
しかし、それもまたよい感じです!

ここまで来たらなんだか下山するのが勿体無くなってきたので大菩薩嶺を目指すことにしました。
まずは大菩薩峠の目の前にある岩山に登ります。

大菩薩峠を望む

大菩薩峠の標識のある介山荘がもうあんなに遠くに見えます。
雪は尾根にしかないですね。
周りには遮るものがないので風はちょっと強め。
飛ばされるほどの強さではありませんが、バランスを崩さないように歩いていきます。

大菩薩湖と富士山

振り返ると富士山!そして、大きな大菩薩湖。
山に登ったものだけが見ることが出来る最高の景色です。

賽ノ河原

賽ノ河原へと下っていくこの斜面も新雪だったら最高に楽しいだろうな〜!
調子に乗って足あとがないところを歩くと、ズボってはまります。

大菩薩峠から大菩薩嶺へ

大菩薩峠から大菩薩嶺へと向う稜線歩きは最高の天空散歩です。
季節が変わったらまた歩きたいなと思わせてくれる道。

あれ、これが雷岩?ってところを抜けると樹林帯へと入っていきます。
大菩薩嶺はもうすぐそこです。

大菩薩嶺

大菩薩嶺へと到着!
しかし、樹林帯の中なのでまったく眺望なし!
ゆっくりお茶でも飲もうかと思っていたのですが、わざわざこんなにも眺望がないところで飲む必要はないと感じたので、下山を早々に開始しました。

当初の予定では丸川峠経由でしたが、足のこともありますし、少しでも道のわかるルートで下山しようと思い、福ちゃん荘まで降りれる唐松尾根で下山することにしました。
まずは先ほど通過した雷岩まで戻ります。

雷岩から唐松尾根へ入っていくのですが、すぐにこのルートの選択が間違いであったことに気が付きました。
意外と斜度があり、しかも岩がゴロゴロしており歩きづらい。
おまけに凍結している箇所と、完全に解けて沼のようになっている箇所があったりと気を抜くとステンって転んでしまいそうです。

そして、その嫌な予感はすぐに的中!
足が滑ったと思った瞬間には体は中に浮いており、後頭部をとっさに守ろうとしたのか、反転しお腹から落下。
そして、次の瞬間には左膝を石に打ちつけていました。

「あ、ヤバイな、歩けるか?」
まずはゆっくりと打ち付けた左足、膝の確認。
曲げると痛いですが、なんとか歩けそう。

ホッと一安心するも、ここから車の停めてある丸川峠分岐駐車場までは2時間以上かかります。
おまけに悪路、そして新たに石に打ち付けたことにより発生した左足痛。
ま、しかし、一歩づつ歩いて降りるしかありません。

転んだ自分撮り

転んだ自分を最後に1枚撮影し、ここから先は下山に集中です!

まずは唐松尾根を降りていくわけですが、こんなにもぬかるんだ道が歩きづらいとは思ってもいませんでした。
踏ん張っても滑っていく足、トレッキングポールを突いてもどんどん埋まるし、もうとにかく歩きづらい!
よっぽど凍っていてくれた方がよかったです、アイゼンつけるから。

通常40分位で降りれる唐松尾根を1時間半位かけて無事に福ちゃん荘に着いたときはうれしいのなんのって!
もう、その勢いのまま休憩もせずにロッヂ長兵衛まで歩き出しました。

ロッヂ長兵衛でちょっと休憩をとり、最後の力を振り絞って、丸川峠分岐駐車場まで向かいます。
しかし、この最後の道もとにかく歩きづらい!
朝はガッチガッチだったはずなのに、今はすっかりぬかるんだ道。
前に歩いた人たちの滑った跡に怯えながら、そして、ふたたび転ばないように慎重に歩いていきます。

そして、無事になんとか丸川峠分岐駐車場に到着!
ただ、まだここから自宅まで車を運転すると考えると...。
大菩薩の湯に寄って帰る予定でしたが、今回はそのまま帰ることにしました。

しかし、1回目は第二展望台近辺で帰らされられ、2回目の今回は無事に登れたと思ったら下山時に転ぶという試練。
う〜ん、なかなか厳しい山ですね、大菩薩嶺。
なんとか、三度目の正直というか、次回登るときは何事もなく終えたいものですね。
次回は春、いや夏前かな、また行きますよ〜、待っててね大菩薩嶺!

撮影カメラ:GXR P10

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